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烏山線 夏の祭り (2013年7月27日)(1)
〜烏山線(1)〜

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● 2013年7月27日(土)
No. 発駅 時刻 路線、列車 着駅 時刻 掲載
1 上野 6:08 東北本線 普通 宇都宮行き 宇都宮 7:51
2 宇都宮 8:05 烏山線 普通 烏山行き 烏山 8:59 (1) (2)
3 烏山 9:35 烏山線 普通 宇都宮行き 宇都宮 10:36 (3)
4 宇都宮 12:10 烏山線 普通 烏山行き 烏山 13:01
5 山あげ祭 観劇
6 烏山 15:30 烏山線 普通 宝積寺行き 宝積寺 16:12
7 宝積寺 16:19 東北本線 普通 宇都宮行き 宇都宮 16:30
8 宇都宮 16:55 湘南新宿ライン 逗子行き 大船 19:41

● 2013年7月27日(土)

 昨日(7月26日(金))から明日(7月28日(日))までの3日間、栃木県那須烏山市山あげ祭 が行われています。山あげ祭450年 もの歴史があり、国の 重要無形民俗文化財 にも指定されている由緒あるお祭りです。私は、そういった歴史的なものの価値が分かるような人ではありませんが、これを機会に久しぶりに 烏山線 に乗りに行きたくなりました。ついでにと言ったら関係者に怒られてしまうかもしれませんが、時間があえばお祭りも楽しんできたいと思います。
 というわけで、上野駅 から 6:08発東北本線(宇都宮線) に乗車し、7:51宇都宮駅 に到着しました。

 上野 6:08 → 東北本線 普通 宇都宮行き → 宇都宮 7:51

 早速、烏山線 に乗り換えます。


JR東日本 烏山線 烏山行き 宇都宮駅 8:05発

 車両は、キハ402両 です。
 車番を確認したところ、先頭から以下の通りでした。

 キハ40 1002
 キハ40 1008

 ちなみに、烏山線キハ40 は塗装が以下の3種類あるのですが、

 烏山線独自カラー
 国鉄一般色
 国鉄首都圏色

 この↑↑列車は2両とも、烏山線独自カラー です。


烏山線開業90周年記念のヘッドマーク

 烏山線 が開業したのは 1923年(大正12年) のことで、今年で 90年 になります。この ヘッドマーク には キハ40 が3両描かれていますが、左から順に 烏山線独自カラー、国鉄一般色、国鉄首都圏色 です。


車体側面の弁財天 (キハ40 1002)

 烏山線 では、途中、宝積寺大金 といった縁起が良い名前の駅があることに因み、車体の側面に 七福神 が描かれています。この列車は、1両目が 弁財天、2両目は 福禄寿 です。


車体側面の福禄寿 (キハ40 1008)

車内
(この写真は、後で乗車した キハ40 1004 を烏山駅で撮影したものです)

 キハ40 ではあるのですが、車内は ロングシート です。2ドア で、そのドアとドアの間が全部 ロングシート ですから、すごく長いシートになっています。数えてみたところ、8人掛け + 22人掛け で、片側だけで30人も座れます。

 8:05宇都宮駅 を発車しました。
 今日は 山あげ祭 の日ではありますが、まだ時間が早いからでしょうか、車内は座席が半分埋まっている程度です。


8:07 宇都宮駅構内

 奥に 国鉄一般色キハ40 がいるのが見えます。あれも、烏山線 の車両です。烏山線国鉄一般色 の車両は、烏山線88周年 のときに記念として塗り替えられたものです。


8:08 宇都宮−岡本 間

 東北新幹線高架線 と分かれていきます。東北新幹線 がほぼ真北に進むのに対し、こちらは北東へ進んでいきます。
 細かいことを言うと、2つ目の 宝積寺駅 までは 東北本線 で、その先が 烏山線 です。


8:11 宇都宮−岡本 間

岡本駅 8:14発

 少しですが下車していく人がいました。その人たちにとっては、烏山線 の列車でなくてもよかったんですね。ちなみに 東北本線 では、この列車の3分前、宇都宮駅 8:02発黒磯行き という列車があり、その次は 8:20発 になります。8:02発 には間に合わなかったのかもしれませんが、この列車のおかげで 8:20発 まで待たなくて済んだわけです。

 写真はありませんが、私の時計で 8:16寝台特急「北斗星」 とすれ違いました。定刻であれば 宇都宮駅 8:10着 なので、10分少々遅れているようです。昨夜は東北地方で大雨もあったそうなので、その影響でしょうか。


8:17 岡本−宝積寺 間

 鬼怒川 を渡っています。川の中に入って、釣り をしている人がいます。私は釣りのことはさっぱり分からないのですが、何が釣れるのでしょうか?

 繰り返しになりますが、この列車は次の 宝積寺駅 から 烏山線 に入ります。宝積寺駅 の手前で ポイント を渡り、右側の 上り線 を交差して、8:21、一番東側の 3番線 に到着しました。


宝積寺駅 8:21着 8:22発

 このホームは 烏山線用3番線 です。隣のホームは、東北本線 上り2番線 で、さらに 貨物列車 の奥に 東北本線 下り1番線 があります。

 8:22宝積寺駅 を発車しました。ここからが、本当に 烏山線 です。個人的には、烏山線 に乗車するのは6年ぶりで3回目になります。


8:23 宝積寺−下野花岡 間

北へ向かう 東北本線 と分かれ、こちらは東へと進んで行きます。


8:25 宝積寺−下野花岡 間

烏山線 に入った途端、これまで以上にのどかな感じになりました。


下野花岡 8:27発

 狭いホームが1つあるだけです。
 駅の造りも、東北本線 とはずいぶん違います。


8:29 下野花岡−仁井田 間

仁井田駅 8:32発 (1分遅れ)

 先ほどの 下野花岡駅 でもそうでしたが、この駅でも降りていく人がいらっしゃいました。みんながみんな、お祭りに行くわけでもないようです。
 乗ってきた人から 整理券発行機 から 整理券 が出ていないと運転士さんへ指摘があり、運転士さんがその対応をしたため、私の時計で1分ほど発車が遅れました。言い忘れていましたが、ワンマン列車 なので車掌さんは乗っていません。


8:35 仁井田−鴻野山 間

鴻野山駅 8:38発 (1分遅れ)

 この駅も狭いホームが1つあるだけです。
 フェンスに

 「祝 おめでとう これまでも これからも (ハートマーク) 烏山線」
 「那須烏山市・那須烏山市観光協会・JR東日本大宮支社」

 と記載された横断幕があります。烏山線ローカル線 ではありますが、地元の方々やJRの関係者の方々の愛情を感じます。


8:38 鴻野山−大金 間

 隣の道路を走る車が、こちらを悠々と追い抜いていきます。宝積寺駅 まで 東北本線 を走行しているときは 80km/h ぐらいは出していましたが、烏山線 に入ってからガクンとスピードが落ちました。


8:42 鴻野山−大金 間

 あの川は 荒川 というらしいのですが、この辺りではものすごく蛇行しています。地図をご覧いただければよく分かりますが、この地点では道路を挟んですぐそこまで線路に近づいているのに、ぷいっと180度方向転換してしまいます。まさに名の通りなのかもしれません。


8:43 大金駅 に到着します

 大金駅 では、上り 宇都宮行き がこちらの到着を待っていました。写っている先頭の車両は、こちらと同じ 烏山線独自カラー です。あとで写真を見て気がついたのですが、運転室上部の方向幕が 「宇都宮」 になっています。私が乗車している列車は 「普通」 (1枚目の写真を参照)になっていましたが、「普通」 と表示するのと行き先の駅名を表示するのとはどう違うのでしょうか? 車両の違いによるものでしょうか、それとも運転士さんの違いによるものでしょうか? すみませんが、私にはわかりません。


大金駅 8:45発

 私が初めて 烏山線 に乗車したのは 1996年 のことでしたが、そのときはこの駅で下車をして 「大金」 と印字された切符を買いました。その時は、駅員さんもいらしたと思います。ですがその後 無人化 され、さらには、近々、切符の 自動券売機 も撤去されてしまうのだそうです。そうなると、もうこの駅で 「大金」 と印字された切符を買うことはできなくなるわけです。


8:45 大金駅 を発車します

 隣のホームの 上り 宇都宮行き ですが、2両目は 首都圏色 の車両でした。その色合いから、タラコ とも呼ばれています。



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